アルベール二世の称号 
新モナコ公アルベール二世の称号は以下の通りになります。
Son Altesse Sérénissime Albert II Prince Souverain de Monaco, Duc de Valentinois, Comte de Carladès, Baron de Calvinet, Baron du Buis, Seigneur de Saint-Rémy, Sire de Matignon, Comte de Torigni, Baron de Saint-Lô, Baron de la Luthumière, Baron de Hambye, Duc de Mazarin, Duc de Mayenne, Prince de Château-Porcien, Comte de Ferrette, de Belfort, de Thann et de Rosemont, Baron d'Altkirch, Seigneur d'Issenheim, Marquis de Chilly, Comte de Longjumeau, Marquis de Guiscard.
これはフランス語ですが、英語における'His Serene Highness'が'Son Altesse Sérénissime'であることがわかれば、他は大体わかるように思います。
SireとSeigneurが英国の称号になれている人にはなれていないと思います。一般論としてわかる範囲で簡単に述べます。Sireとは、もともとある城を任された司令官に由来する称号で、城主と訳されることもあります。その城他の領主権と地位を有しているようです。Seigneur自体は
もっとも、称号というのは決してその内容のことを有している、ということを主張しているわけではないので、モナコも決してこれらすべての領主権他を保持しているわけではありません。
| 初版公開日 | 2005-04-07T21:28:00+09:00 |
| 最終更新日 | 2009-12-05T14:15:21+09:00 |
Tag: 欧州大陸称号 欧州君主家事情 称号考察 モナコ公家
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基本的に君主の称号は:
主要な称号→それに付属するもの→主要ではないもの
といった感じに並んでいきます。
それに加えてMost Christian KingやDefender of the Faithといった所謂International Styleが加わる人もいます。
こういった称号は大抵それ相応の格の文書で決まっています。
あと、もう一つ聞いてよろしいでしょうか?
ヨーロッパの王(king)は独立国の君主ですよね。
それにたいして公爵(duke/prince)は連合王国の
公爵のように王の臣下というケースと、モナコ公や
ルクセンブルグ公のように独立国の君主の場合が
ありますが、これはなぜなのでしょう。
明快な理由があるのでしょうか。それとも歴史的経緯で
なってしまったのでしょうか。
>原則として公侯伯子男の順番でいいのでしょうか?
はい。それがそれぞれの固まりごとに並びます。
>ヨーロッパの王(king)は独立国の君主ですよね。
>それにたいして公爵(duke/prince)は連合王国の
公爵のように王の臣下というケースと、モナコ公や
ルクセンブルグ公のように独立国の君主の場合が
ありますが、これはなぜなのでしょう。
これは歴史的経緯です。
そもそも封建制が、時代の流れで崩壊し、中央集権へと向かったの英国。
中央集権へと向かわず、各臣下が皇帝の制御を受けずに主権を確立していったのが神聖ローマ帝国(ドイツ・イタリア)と言えます。
フランスの場合、基本的に中央集権へと向かったのですが、歴史的経緯で周辺国が主権を残したままになっていたこともあります。
#モナコなどはそういえるかもしれません。もともとグリマルディはジェノヴァの方なので、神聖ローマ帝国とフランスの間を揺れ動いたようですが。