バルバドス、共和制へ移行へ!? 
英連邦君主国のバルバドスが共和制へ移行する可能性が高くなった。
バルバドス首相オーウェン・アーサー氏の発表によると、三月に植民地時代の憲法改正案を提出し、それによってエリザベス二世女王を君主と仰ぐ君主制から共和制へと移行する予定であるという。同首相は個人的に共和政体としては大統領制を採用したい模様。英連邦に留まるかどうかはコメントされていない。
憲法改正に必要な三分の二以上の議席を与党が占めているために、このままいくと新憲法が採用され共和制に移行することが濃厚なようだ。もっとも、野党は反対しているので、世論次第ということもあり得る。
英連邦君主国とは連合王国王位継承者を君主とする国である。現在のシステムでは、連合王国とそれらの国々には主従関係はなく、現況でいうならば要するに連合王国女王エリザベス二世を君主と仰ぐ同君連合である。したがって、女王はそれらの国々における称号を個別に有しており、バルバドスにおける称号は:
Elizabeth the Second, by the Grace of God, Queen of Barbados and Her other Realms and Territories, Head of the Commonwealth
となる。
ちなみに、現在の英連邦の参加資格においては、参加国は連合王国君主に忠誠を誓う必要がなく(即ち共和制でもかまわない)、歴史上英国の統治下にあった必要もない、となっている。
個人的には、上の抑えが女王/総督から大統領となって、ちゃんと機能するのか疑問というか、不安だったりしますが……
そういえば、昔Lampeterにバルバドスの国教会の牧師様が留学生として来ておられたなぁ…。
Sources:
- 'Barbados to Abandon the Queen' Scotsman
- 'Republic Year-end' Daily Nation (Barbados)
- 'Not So Fast!' Daily Nation (Barbados)
ニュースソースがすべてリンク切れになっているのを確認。Internet Archiveにも収録無し。(2009/02/15 1:17)
| 初版公開日 | 2005-01-26T22:36:00+09:00 |
| 最終更新日 | 2009-12-05T14:15:20+09:00 |
コメントポスト(オープンはオープンに、クローズドはクローズドに書き込まれます)
コメント一覧
| 0件ヒットしました | 返信 | 閲覧 | 投票数 | 平均点 | トピック開始 | 最新投稿 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
世界にはまだまだたくさんの君主国が存在することになりますね。
そういえば、ギリシアの王制復活を問う国民投票が五輪後にある、という話があったんですが、うやむやで立ち消えになったのか、さっぱり聞こえてきませんね。