あ~、腹が立って仕方がない。
日本相撲協会の理事選のことである。
基本的に私は、改革改革と念仏のように唱えながら、具体案に欠ける貴乃花親方は支持しないのだが、彼が当選したことは、投票の結果だし、仕方ないことだと思っている。
どこぞの政党と同じく言うのとやるのとは大違いだということをこれから知ることになるだろうと思う一方で、彼の努力がいい方向に向かえば、これまた重畳なことだ。
しかし、理事選で貴乃花親方に「造反」の票を入れた3人の年寄衆は、個人的にきっぱりと言うならば、許し難い。
世論では、「改革に向けて貴乃花親方に一票を入れた」ことについて称賛めいた捉え方があるようだ。
私は、これにきっぱりと反対する。
「改革」自体が正しいものとは限らない、という相対的な論法は、この度は取るまい。
むしろ、信義の面を問題視したい。
貴乃花親方についていって二所ノ関をともに破門された6人の親方に対してケチをつけるつもりはない(今のところは)。
しかし、その他の3人については(1人を除いて誰が造反票を入れたかは明らかになっていないが)、信義の面からいって許されざる行動を取ったと言わざるをえない。
そもそも、それぞれの一門は理事選に先立って候補者選定やその後の話し合いで、一致してその一門に入れることに同意しているのである。
その上での造反票とすれば、単なる裏切りではないか。
世論の動きを見て動きを変えた日和見主義ではないか。
信義を欠いて何が改革か。
改革を決意する貴乃花親方とその追随者の6人衆には(この人たちの一門会での対応にもかなり問題があったと思うが)、まぁ、適当にやってくれはったらよいのだが、この信義なき造反者に何の日輪が輝くのか?
ここではあえて造反者といわれる人たちの名は伏せました。告白した人は別にして、噂されている人物の場合、一門には属していても立場が微妙な人だったり、直前に微妙な行動を取っていた人であったりするからです。