[外篇/雑感]

肉 - 東西事情 / 2004-09-24 (金)

日本経済新聞土曜版別紙のNikkei プラス1に「東京でびっくりした食べ物」というテーマのランキングが載っていた。Online版のNikkeiプラス1は、週が変われば記事も消えそう。 一位の「蕎麦の汁が黒い」というのは、静岡在住中に慣れたし知っていたのだが、「肉じゃがが豚肉」というのには驚いた。

関西では肉じゃがは牛肉である。コメントとして和歌山の女性が肉といえば牛で、豚肉は豚肉というと言っているが、確かにそうだ。関西では、「肉=牛肉」「豚=豚肉」である。単に「肉」といった時は豚肉を指さない。実際お好み焼きでも「肉玉」「豚玉」の種別があるが前者は牛肉である。関東で言う所謂「肉まん」のことを関西では「豚まん」という。「551蓬莱の豚まん」というフレーズを聴いた人もあると思う。これも、「豚肉なのに肉まんとはこれ如何に」という話である。

日本は長細いし、山がちで孤立している所もあるし、江戸と上方は別の文化が育っていたわけで、この違いも決して変ではない。むしろ気になるのは、中京地域のケースである。

同じ東海地域でも静岡に関していえば、私は静岡にいたのだから気付いても良いはずだが、当時に向こうで肉じゃがなど食べんかった。ただ、静岡県中部は蕎麦などを見る限り江戸の影響が濃いような気がするので、豚かもしれない。

名古屋あたりはたとえば方言などの観点でも結構おもしろい。江戸と上方の中間にありながら、決して中庸でないところが名古屋近辺の良いところで面白いところ。果たして「肉・豚」事情はどうだろう?畿内よりも東海の影響が濃いかもしれないる三重はどうだろう? 機会があれば、調べてみたい。

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