[外篇/文机]

文机 - 『源氏と日本国王』 / 2004-06-04 (金)

岡野友彦源氏と日本国王』 講談社現代文庫

  • 新書: 273 p ; サイズ(cm): 18
  • 出版社: 講談社 ; ISBN: 4061496905 ; (2003/11)

源氏長者の特殊性とその位置付けを見直すことで、中世・近世日本における征夷大将軍の源氏長者としての国家主権を考える。

教養書ということもあってか、後半やや論理をすっ飛ばすような印象も受けたが、良書だと思う。「苗字」「姓」の違いをきちんと説明されていて、「夫婦別姓」と言っている民主党新緑風会の人が読むべきものでもある。

巻末の源氏長者一覧が便利。

1: revdic (2005/03/13 17:32)
思わずニヤリ。私もこの本読みました。
なんとなく漠然と理解していたような気がするままほったらかしていた姓と苗字が判然とし、家康の件もはっきりし、読み応えがありました。

それより、

[「夫婦別姓」と言っている、民主党新緑風会の人が読むべきものでもある。]

ここに同意します!
昔職場で女性の社会進出を推す、女性運動家的な女性がいましたが、やはり夫婦別姓を主張していました。
でも彼女らの主張は江戸時代あたりから確立された日本のお家制度の名残に対するアンチテーゼに過ぎず、その反動なのか、中世日本を含め、韓国や中国の夫婦別姓を容認する向きがあったことに唖然としました。韓国や中国の夫婦別姓も男尊女卑がしっかり根を張っているのにね。

もうちょっと勉強してから夫婦別姓叫んでね。と言いたい点でニヤリとしちゃいました。
2: dzlfox (2005/03/14 00:02)
revdicさまコメントありがとうございます。

私は基本的に「制度・慣習を批判する場合、先ずそれらに精通せねばならない」と思っています。

現代ではよく「現在の法律用語に【姓】が無いのだから厳密になる必要はない」という意見がありますが、私が細かくこだわっているのは、上記の考えにもよっています。
姓氏制度というのはある時にいきなり作られたものでもなく、歴史の流れの中で成立しているものですから、細かくこだわるべきだと思っています。

#そういえば、韓国で家長制度が廃止される見通しとなりました。これもいずれじっくり研究してみたいです。新聞の論調では、日帝が持ち込んだ罪悪のような書き方でしたが。
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1: どこまで続けられるか分からないけど・・・/「源氏と日本国王」の感想 (2004/12/11 04:32)
「源氏と日本国王」

軽い気持ちで読み始めたのですが
ついつい熱中してしまい、一気に読んでしまいました。

徳川家康が家系詐称をしてまでどうして源姓を名乗ったのか
私はそれを源姓じゃないと征夷大将軍になって
幕府を開けないからだと思ってきました。

し.
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