ブログブルク公国で、国際的な舞台での君主間の席次(序列)についての記事がありました。席次に関してa.t.r.に有用と思われる一連のやりとりがありました。
そのやりとりはGary Holtzman氏の序列に関する質問に答えたもので、その質問が君主だけでなく継嗣や王族にも触れていました。Holtzman氏の質問は日本の皇太子はImperial HighnessなのでRoyal Highnessのウェイルズ公よりも上位か
とかモナコのアルベール公子(当時)はSerene Highnessでも君主の継嗣なので、英国のヨーク公爵よりも上か
といった具体的な例を示しての質問でした。
系譜学者で美術商でもあるGuy Stair Sainty氏の答えはそれを踏まえた上でのものでしたので、公爵の投稿に関して適切かつ有用かと思いますので、ここに翻訳の上転載してさせていただきます。まぁ、許可は取ってないけど、News Groupへのポストなので出典を明示すればいいでしょう。
ホスト国の王族がまず上席となる。
次に現君主、それから現君主の継嗣もしくは王族による現君主の名代。
次いで旧君主家の当主、そしてその継嗣および一門(王族・公族等)による当主の名代。
現在君臨している君主間の席次は継承した日付順による。皇帝と王との間に席次の区別はなく(今日においては)、ヨーロッパの王と非ヨーロッパの王との間にも席次の区別はない。継嗣の席次は父親[女王なら母親でしょうが]の席次が与えられる。
旧国王(ブルガリア、ギリシアおよびルーマニアの各国王)の席次は、その他の旧君主家よりも上位ではあるが、現君主家よりも下位となる。
ただし氏によればこれは英国とスペインの宮廷における慣習であり、国によっては異なる場合があるという。実際ロシアの宮廷ではシステムが異なりました。 また、英国ではユーゴスラヴィア王家当主のアレクサンダル皇太子についてはギリシアのコンスタンティノス二世と同じカテゴリーに属す席次が与えられているという。というのも、彼が皇太子の身分で生まれていることと、もちろん英国王室との深い関係が考えられるでしょう。 母親がギリシア王女でエリザベス二世がゴッドマザー
とりあえず、以上を持ってメモとします。
日本の天皇もしくは皇帝がヨーロッパのそれと同一の見なされているかどうか、この問題は差別云々より、異なる起源・発展課程を持つ称号に関して、どれとどれを同じとみるか、という問題があるので、事態は複雑に過ぎます。だいたい西欧と東欧も称号の「格」に関して統一した見解ができたのは、そんなに古いことではありません。
ブログブルク公国はアウトソージングしていたインフラが問題を起こし、対処として東西に分割されたようです。これ以降、より安定していると思われる西ブログブルク公国にトラックバックおよびリンクいたします。