まぁ、その内容の良し悪しは別にしておいて、気になったのは「夫婦別姓」という語ずっと使っていたこと。
明治時代以降の法律用語的にいえば、「小泉」や「菅」といったものは「
これは、ちょっとした違いでも大たるもので、私か大まかに理解しているところでは、このややこしい概念は以下のようになる。
明治より前の用語でいえば、それぞれ「
「
翻って「
明治までは、正式なものは「氏名」のほうであり、「
しかし、この「
したがって、「
民法における「夫婦は別氏とする」とはこのあたりを踏まえている。#今回は触れないが、この辺のことを理解しておかないと、「何故中国人の'surname'は結婚しても変わらないのか」といった疑問や「何故総督府は『創氏』政策を行ったのか」という問題の根本が見えてこない。
というわけで、上述の議員の質問は、質問者が質問している問題を正しく把握していない、ということがを如実に示している事になる。答弁に立った法務大臣は、ごくさりげなくではあるがその答弁の冒頭から「夫婦別氏」という語を使っていた。法務大臣だから法律用語を正しく使うのは当然だけども、聞き様によっては凄い皮肉に聞こえるところが、逆に質問者の情けなさを引きたてているように思う。
(Originally written in 08 Mar 2004; 20:24)
カテゴリーを整理した際にオリジナルのポストから日付がずれてしまいました。(Originally posted in 28th Mar 2004)
ポストの日付修正 (2004:06:03T16:48:00+09:00)