[日本地誌/地元(南山城地方)]

京都府立山城郷土資料館 / 2005-07-26 (火)

木津川の東岸を走る国道24号線から、山中を津方面へと抜けていく伊賀街道(国道163号線)に少し入った所にある京都府立山城郷土資料館は規模は小さいながらも中々興味深い。

おおよそ、久御山・宇治以南の京都府から出土した物が展示してあり、三角縁神獣鏡などは模造品だが、土器などは門物を展示してある。南山城地方は上狛・下狛の地名に見られるように、古代から中世にかけて狛氏の影響が強い所だが、展示物を見るとよくわかる。

やはりクライマックスは山城の国一揆というべきものだろうが、私の住んでいる所は最後の拠点があったといわれている所の近くなので、これもまた興味深い。

こういった常設展の他特別展も開催されており、現在は木津川水運に関する「木津川のくらしと風景」展である。これも非常に小さい規模の展示なのだが、宇治茶の海外輸出用に英語で記された木箱などもあっておもしろい。

さて、現在の真の目玉は八幡の正法寺所蔵の「洛中洛外図屏風」の特別展示。六曲一双からなる17世紀後半の小屏風の逸品が、右隻が7月31日まで左隻が8月2日から28日まで特別公開されている。

もうすぐ公開が終わる右隻には祇園会が描かれており、まさに今月は旬の物だった。

入館料も安いので、是非足を運んでください。

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