[日本地誌/地元(南山城地方)]

相楽 / 2006-05-29 (月)

京都府相楽郡は現在6町1村で構成されています。で、そのうち加茂町・木津町・山城町が合併して木津川市となるというニュースはお聞きになられた方も多いと思います。

まぁ、はっきり言って各町長・町議会議員のごり押しで民意も何も無い合併ですが、私はその3町の選挙民ではないので、これについては特にコメントいたしません。

で、ですね、この3町が仮に合併して「市」となってしまうと「相楽郡」から脱退することになります。残った3町1村はどうなってしまうのでしょうか。

いや、別に、この3町なしでは成り立たない、なんてことはありません。とりあえず精華町は自衛隊がある限り大丈夫です。

問題は、ですね、「相楽郡«そうらくぐん»」という郡名は昔の「相楽郡«さがらのこおり»」に因んでいるわけですが、この相楽というのは古事記に地名起源説話が出てくる「相楽«さがなか»」がもとになっているんです。で、この相楽«さがなか»というのは、現在も相楽神社«さがなかじんじゃ»がある辺りで、旧相楽村«さがなかむら»、現在の木津町大字相楽«さがなか»のことなんです。

で、何が言いたいかというと、郡名の起源となっている地が郡から離れたら寂しい、というだけです。はい。こういうのも平成の大合併の弊害の一つである地名と歴史の断絶、といえるかもしれません。

1: 柳 (2006/06/08 06:35)
郡を設置した当初は相楽の名前を使わせられ、
その相楽は市を創設するために郡を脱出する。
残った1町3村にとっては二重の悲劇(?)と言えるのかもしれません。
2: dzlfox (2006/06/09 11:58)
柳様、書き込みありがとうございます。
まぁ、郡としての相楽郡は郡(こおり)のころからの名称を受け継いでいるので、どの町村も気に入っているのかもしれません。
というか、そうでもしないと、まとまらないでしょうねぇ、この地域は(苦笑)
しかし残った3町1村は飛び地になってしまいますね。
[ このエントリへはコメント出来ません ]