[日本地誌/京都]

英国ドールハウス展 / 2004-10-13 (水)

先日所用があって近くまで行ったので、ついでに大丸京都店で開催されていた『英国ドールハウス展』を見に行きました。

ドールハウス(英: Doll's House; 米: Doll House)というのは、本来上流家庭の子女の教育用に造られた、ミニチュアの家、といった様な物で、家の中の内装・インテリア・登場人物まで凝りに凝った作りになっています。それ故に、子供の玩具に収まりきらず、Doll's Houseの収集及び制作はいわば大人の趣味となっているようです。

で、今回の展示会は、英国コーンウォール在住のドーン・ロックヤー夫人が収集・制作したコレクションが展示されていました。もともとこれらは夫妻の家に展示され、希望者に公開されていたわけですが、高齢になられたためにその道の博物館に売却されました。そして、今回その一部が来日したというわけです。その一部でも日本で公開されるのは今回の一連のツアーが初めてだそうです。確認していませんが、他の場所でも展示会をやる/やった様なことが、書かれていました。

さて、今回の展示会の解説は日本のDoll's Houseコレクター・制作者の男性が書いておられたようです。そのなかで、気になったのが、ジョージ五世の時代にメアリー王妃の要望で、豪勢な専用のDoll's Houseが造られた、という感じの解説でのこと。まず、メアリー王妃を「クインメアリー」と表記しておられたのは、まぁ、構わないでしょう。なぜ、'Queen'を訳さないのかなぁ、というのはありますが。まぁ、別に良いです。しかし、その後の文中で、明らかに件の人物を指して「女王」と書いていたこと。これはいかんでしょう。これなら先の「クイン」が王妃を表していることがわかっていないんじゃないか、という疑惑がわき起こってしまうではありませんか。

といったのは、些細なことですが、個人的には、チューダー、ジョージ、ヴィクトリアの各様式を再現した「邸宅」が面白かったです。外見もさることながら、家具や登場人物などが(私の乏しい知識でわかる範囲では)忠実に再現されている様に思いました。

本当は開催期間中に書くべきだったのですが、こっちがどたばたしている間に終わってしまいました。申し訳ありません。

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