[馬/轡心日記]

轡心日記 14鞍目・マジックセーラ (アングロアラブ) / 2004-09-11 (土)

実は最近スランプである。私の行っているクラブの所長兼社長の人が「10鞍目を過ぎた当たりからいろいろ悩み出す」と言っていたが、まさにそれだ。私が自分で不満な点は、押さえた駈歩ができなくなっていることと、駈歩の扶助の時に鐙が安定して浅く履けなくなったこと。この場合両者がスパイラル的に関係していることと思うのだが。先の社長の言葉は「日本人は楽しんで乗馬をやればいいのに、辺に真面目に深刻に悩みすぎて、乗馬を苦しいと思ってしまう傾向がある。皆さんはそうならずに気軽に指導員らに相談して楽しみながら乗ってください」と続く。私の場合は、むしろ理論的に、あれは違う、これも違う、とやっているのが楽しかったりもする。だって、形而上のわけわからん学問をやってきたのだから、これほど明確に結果がすぐ出ることは悩み甲斐もあるというもの。しかも悩む主題が馬なのだから、これ以上の悩みはない訳だ。

しかし、今回のマジックセーラとのレッスンは散々といってもよいほど非道いものだった。

前にも言ったとおり、今回は「目指せ初級障碍」というベタな名前のレッスン。どうやらクロスバーを駈歩で跳ぶらしい。クロスバー(二本のバーでXを作った障碍)自体は、先の初心者障碍で跳んでいたけども、あのときは速歩だった。私は馬術部時代駈歩で跳んでいたので、こっちの方が性に合いそうだ。

さて、今回の馬はアングロアラブのマジックセーラ。女名前だが男馬。セン馬だけど。 パイリーンと同様芦毛の馬だが、この馬の場合アングロアラブっぽく首が短く詰まった感じを受ける馬体だ。乗り味はどんなのだろう。

まず馬装完了後集合して障碍馬場に出て各自乗り込む。8人ぐらいの部班だったが障碍馬場だとさして気にならない。各自軽速歩を出して蹄跡行進。今度は駈歩で蹄跡行進。うーん、どうも速歩での歩度の伸びがない。脚が効かない感じ。

順にクロスバーを速歩で跳ぶことになるが、クロスバーの手前で思いっきり反抗される。反抗というのは障碍の手前で馬が止まったり、脇へそれて跳ばないこと。つまりは嫌がっているわけだ。脚の推進で有無をいわさず、誘導すべきなのだが、いくら脚を使っても、半ば強引に使っても、うまく伸びない。

指導員の人によると、マジックセーラは速歩が苦手とのことなので、もう駈歩を出すことにする。一端止めずにそのまま駈歩を出したからか、このときは素直に出ていた。

一端静止して、駈歩で跳ぶことを説明されてから、今度は駈歩でのクロスバー跳躍。

私の馬を出す順番が巡ってきたので、出そうとするが、うーん、出ない。うんともすんとも言わない。いや、言うのだが、バックしてしまう

馬を交代させる時は、腹を圧迫しながら拳を(手綱)を引けばよかったように思うが、そういった形にせずに普通に駈歩を出そうとしているのだが、どんどん後ろに下がって後ろの人に迷惑をかけてしまう。

何とか、鞭と拍車とさらに強めの外方脚を駆使すると、後ろに下がりきったところで、出た。

次の時には、前の人に㍊700 ??いて行く感じで、一端止まらせずに出そうとするも、蹄跡上のある地点で止まってしまう。

また、上と同じで、下がりきった時点で出る。

うーん。これが何回も起こる。うーん。

最後の最後で騎座による推進を目一杯することにする。

試しに並足で前に進む時に使うと、反応が良い。なので、駈歩を出す時に目一杯強調して使うと、やっとまともに出た。このレッスンの最後の跳躍の時だった。

ヘタに大学の馬術部でやっていたものだから、騎座での推進を強調すると、みっとも無く感じてしまう様になっていた。しかし、騎座の推進も主扶助であるのだから、やはり重要なのである。良い勉強になった。が、こんなに疲れるレッスンはもう懲り懲り。

レッスン後のミーティングでも「今日は大変でしたね」と言われてしまった。自分のへとへとだけど、後ろに並んでいた人に迷惑をかけたのがかなわんかった。アングロアラブがトラウマになりそう。

クロスバー自体はうまく跳べた。前回のバランス取りのレッスンがうまく作用した感じだった。

9月20日にこのクラブの京都事業所内で競技会があるらしいので、指導員に相談するとOKが出たので、試しにクロスバークラスでエントリーしてみた。すぐ上のクラスである、60cmクラスは初級障碍以上の人が対象だったが、私はまだそこまで行っていないので、易しい方を選んだ。今の状態だと結構不安だ…。

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