[馬/轡心日記]

轡心日記 2鞍目・ミステル / 2004-05-16 (日)

この日は雨。雨の日に馬を乗るなんて見るからに結構辛い。雨中の競馬を見れば、馬も騎手もどろどろになって装鞍所に帰ってきている。(騎手の皆さん、ご苦労様です。)実際この日もキャンセルの電話が鳴っているのを見かけた。

しかし、私は雨中の乗馬が結構好きである。私が暑がりだというのもあるが、何ともいえん一瞬の連帯感が馬との間に生まれる、と思う。そんなことを考えなくても、結構趣がある、様な気がする。

まぁ、それはともかく、今回から騎乗時間はまるまる45分である。45分、短いようで結構長い。馬もバテる。

この日は「ビギナー(大)」でのセッションだった。ふつう乗馬・馬術の練習は、長方形もしくは楕円形の馬場でやるものだが、初心者用に円形の馬場でするのがこのセッションである。より初心者の人は小サークルで調馬索«ちょうばさく»付きでやる。

私は馬術経験があるので、とりあえずいきなり大サークルの方から。前回とは二週ほど間が開いたので、すっかり体力は回復、非常に調子よく軽速歩ができた。馬のミステルもなかなか良くでる馬だった。ただし、いきなりハミをとって頭を下に下げる癖がある。手綱をしっかり握ってはいても、それを急にやられると、短く持っていた手綱が長くなってしまう。きつく握って押さえようとしても、つんのめりそうになるので、適度にあきらめて譲ってやる。そしてまた短く握り直す。そういう悪癖以外は良い馬だった。

このときはもう一人の女の人と部班(複数で連なってする練習方法。群生動物である馬の本能を生かしている)だったが、その人の馬はなかなか出ない。なので、大サークル程度はどうしても、すぐ詰まってしまう。後半になるとその人も調子が出てきたようだったが。訊くと、今日で10鞍目だそうだが、10鞍だとそんなものだったろうか。私の馬術部時代はどうだったか。忘れた。

雨自体は後半15分ほど小雨になり、やがて気にならない程度になった。その後のミーティングでは、次にスキルチェックを受けて、結果が良ければ4級ライセンスへ向かう出発点である「初心者複合」に行く、ということになった。

しかし…… たいがいの人はレインコート(馬用だったり、そこらで売ってるビニールのだったり)を着て乗っているのだが、私は裾が気になるタイプなので、着ていない。ずぶ濡れ。着替えの用意も万端だったので良かった。

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