[馬]

岡部騎手引退発表をうけて / 2005-03-12 (土)

岡部幸雄騎手が引退を発表しました。素人とはいえ乗馬をやっているものとして、岡部騎手の馬へ向かう姿勢、「柔らかい」騎乗などはお手本であり憧れでした。

以前お世話になっていた某所において岡部騎手へのメッセージを寄せたのですが、そこで書きたいことをほとんど凝縮してしまったので、あらためてここに書くことがなくなってしまいました。本来すべき事ではないかもしれませんが、こちらに転載させていただきます。

あちらをごらんになった方はハンドルが異なるのを不審に思われるかもしれませんが、書いたのは私です。

通算2943勝、G1級レース36勝、重賞165勝…こういった記録を岡部さんはいつも「気にしていない」と仰っていました。

引退なされることになり、記者会見も拝見しまして、記録などを無意味させてしまう岡部さんの素晴らしさ、「馬を愛する」ということを改めて知ることになりました。

今はいろいろな名シーンを回顧している所です。決して派手さはなかったけれど、いつの間にかするするっと上がってくる、これこそ岡部さんだ、といつも思っていました。そして、レース後の淡々としつつも愛嬌あふれるインタヴューもいつも楽しみにしていました。

ご自分よりも若い騎手が引退していくさま、昨今の若手騎手の苦境を見て悩んでおられたとも思います。今はじっくり休養なさって、いずれホースマンとしての手本を若手に示されるために競馬サークルに戻ってこられることを、一ファンとしてお待ちしております。

…いずれ、数年後には日本産の日本調教馬が海外の大レースを制しているシーンを多く目にするでしょう。そのときに跨っているのは日本人の騎手でしょう。そのときに我々は現地の人に訊かれるかもしれません。日本でもっとも偉大な騎手は誰かと。そのときに我々は胸を張って答えることが出来ます。「岡部幸雄だ」と。

長い間お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。

JRAが特設サイト「ありがとう岡部幸雄」を開設しました。各種データの他、岡部騎手のJRA-G1全勝利レースのダイジェスト動画を見ることが出来ます。他には、競馬学校騎手課程募集CMでのたどたどしい演技も見れます。引退記者会見もアップロードされています。

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