ノルウェイ北部に住む女の子が国王ハーラル五世に助けを求める手紙を出したところ返信が来た。その経緯は・・・。
ジーナちゃん(7歳)はガッカリし、腹を立てていた。おじいちゃんが夏にお泊りに来れなくなってしまったのだ。そこでジーナちゃんは、机に向って手紙を書いた。国王ハーラル五世宛てである。
王様へ。私にはおじいちゃんがいますが、泊まってくれません。助けてくださいませんか。ごきげんよう、ジーナ
お母さんにもちょっと手伝ってもらったそうだが、宛名にはこう書いた: オスロの宮殿の王様へ
。
ところが、オスロの宮殿から公式な便箋と封筒でちゃんと返事が来たのである。閣僚のBerit Tverslandの署名入りで以下のような内容だった。
国王陛下におかれましては、臣に対し、貴女の祖父君に関するお手紙をいただいたことに謝意を述べるようにと仰せになりました。残念な事ではありますが、王はこの件に関して貴女をお助けすることはできません。
この粋な計らいにジーナはもちろん家族もビックリし喜んでいる。父は「子供の手紙にも返事を出すように指示なされるのだから、民衆本位の国王だという事だろう」と感心し、当の祖父も狩猟シーズンに泊まりに来る事をジーナに約束したそうである。その祖父の事を許したジーナにとって、おじいちゃんはやっぱり「世界で最高のおじいちゃん」だそうだ。
宮内庁もこれぐらいの粋な計らいをやってくれるといいのだが。もうやっているのかも知れんけど。